呉ものがたり

もみじ銀行呉中央支店 濱田さん

 もみじ銀行呉中央支店 元支店長 濱田さん
昭和40年4月18日生まれ
昭和63年もみじ銀行(当時の広島総合銀行)に入行
広島市内、県内、岡山などさまざまな支店を経験し、5年前の2016年に呉支店に転勤。

お客さんの特性・強み・弱みを知ることの重要性

濱田さんの若手時代はバブル期。ひたすらお客様の元へ訪問し話をきき、提案をする毎日だったと言います。
顧客管理システムや、AIなどで見込み顧客を推定するような仕組みもない中で、頼りになるのは自分の足と感覚でした。
たくさんのお客様と相対する中で学んだことはお客さんの特性・強み・弱みを知ることの重要性でした。訪問のたびにお客様を知り提案の幅を広げていく。それは、濱田さんの捉える「銀行の役割」とつながってきます。
「やっぱりお客さんのところにもっと行って、色んなことを提案して、お客さんが元気になれるにはどうしたらいいのかを突き詰めて考えるのが本来の銀行の役目ではないかと思うんよね。」

そもそも銀行はお客さんが元気でないと銀行も元気になれません。お客さんが苦戦を強いられている中で、銀行が元気になれるはずがない。

どうしたらお客様、呉が元気になるか

自分たちそれをよく理解しているからこそ2020年コロナ禍で長年付き合ってきた地場の事業者さんたちの経営状況が悪化し、苦戦を強いられる中で考えたことは「どうしたらお客様、呉が元気になるか」ということでした。
この非常事態をどう打開するか。当時を振り返り濱田さんは「(コロナ禍で)ほんじゃどうしますかって言われたときにはやっぱりお客さんの強みを活かして化学変化を起こすことが今後の展開に繋げようと思った。
今後どうしますかねって本来いうところを、本当に気持ちから一緒になって付き合っていきますよ。事業をどうやって立て直していきましょう。っていうことを示さんとやっぱりダメだと思ったね」と仰っていました。
この思いから、もみじ銀行呉支店では、実際に二年前から「汗をかこう」という言葉が合言葉になりました。

過去最大の汗をかかないと、これ(コロナによる景気悪化)は乗り切られんぞという思いから生まれたもので汗をかくほどたくさん、お客様が元気になる提案をしよう、もっともっと汗をかこう。とメンバー同士で繰り返し話をしているそうです。

誰かだけが得をする形は長くは続かない。人も会社も街も元気になれる仕組みを作りたい。その想いと呉ものがたりの呉を元気にしたいというコンセプトが共鳴し、濱田さんは構想段階から呉ものがたりを応援してくださっています。

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